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所幸則さんのところのニコ動生放送で対談します



保坂です。
とうとうiMacが壊れました。
ほぼ十年、使ってました。
ブルーダルメシアンという機種で、600MhzというiPhoneと同じスピードのiMacでした。
これでMacOS10.4とPhotoshopCS3を回していたんです。
次も遅いMacOSでいいと思ってます。
HDR写真というのは、プアな性能のカメラですごい写真!というライフハックの側面があります。
ですからカメラもMacOSも性能はあんまり要らないのですね。
MacBookPro 13inchでも買おうかしら。
実はそれよりもIPadが欲しかったりします。

さて正式なアナウンスが出ました。
所幸則さんと対談をします。

「写真家の異常な愛情」所幸則 1sec (ONE SECOND)放送土曜日21時
所幸則(写真家)&近江賢介くん(音楽家)はレギュラーです。 ゲストはシグマ繋がりDP繋がりの写真家保坂昇寿さん、 写真家同士で写真とカメラについてかたりあいます。 保坂さんは音楽も詳しいようなので近江くんとも話がしたいみたいです。 お楽しみに! プレミアム会員は一個前の回の放送を見逃しても次の放送開始までは みれます。
2010-02-09 17:39:21(darsh)

所さんとの出会いは、デジタル写真賞受賞あとアルルに行く前にお邪魔した横木安良夫さんの四ツ谷での個展でした。
DP1を首から提げていたことにお声をかけていただき、そこでクローム襲撃を横木さんと所さんにお見せしたのでした。

中田ヤスタカ論を近江賢介さんにお話ししたくメールをしたところ、詳しいということになっちゃって恐縮。
カメラについても、所幸則さんにはベルビアの話しを聞きたい。
(あーコダクロームとベルビアの話しを書いたのはmixiかぁ。リンクが無くてごめんね。)

#ということで土曜日の九時に。(^^)

P.s.
 mixi日記より

保坂です。
飯沢耕太郎のジャパニーズフォトグラファーズ、にRVP=ベルビア以前以後という視点がある。
文脈的には、写真家の作風転換の転機をベルビアの登場に当てている。

ベルビアは富士フイルムの名前を世界にとどろかせた傑作ポジフィルムである。
コダクロームからベルビアへ、その流れが九十年代日本の写真界に吹いたらしいのだ。
おりしも印刷業界がデジタル化し、旧来の職人芸が喪失/転換していった時期だった。
昨年か一昨年か、師匠がコダクロームの色合いを印刷で出す技術が失われていると嘆いていたことを思い出す。

コダクロームとベルビアの違いといえば三つあると思う。
まず現像のしやすさ。
コダクロームだけ特別なのである。
よって増減感しにくかったり、納期が長かったり、価格が高かったり。
だからこそ、コダクロームは数十年間、退色せずに色が保つのだが。
次に、未確認だがコダクロームは35mmなどフォーマットが少なかったらしい。
ベルビアは大判カメラ用など豊富だった。
そして最も大きい特徴は、ベルビアの彩度が高いこと。
蜷川実花、あの人の色がベルビアだ。
風景写真家もベルビアをよく使っていて、原色や記憶の残り安い色が強調されているといわれている。

高彩度、これが九十年代のプレデジカメ時代にマッチしたらしい。
以来、当然のように広告写真、雑誌印刷も高彩度になっていき、そしてそれがスタンダードになっていく。
僕らはベルビア的高彩度印刷に慣れているのだ。
十年前の雑誌が彩度が低い印象を受けるのは、印刷技術の差ではなく、カラーマネージメントの差である。
この高彩度が、今ではデジカメの色に受け継がれている。

#写真のポストモダンを語るとき、ホンマタカシ以前以後という言葉があるが、ベルビア以前以後ってのもあると思う。


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